2012-02-13
涅槃会(ねはんえ)
涅 槃 会(二月十五日)
涅槃と書いて、ネハンと読みます。
「涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)」などとも言います。
これは煩悩の火が消えた状態、
そして安らかな悟りの境地です。
一般的には、この世の苦から解放され、
あらゆるさまたげから離れる死、
この息を引き取ることを「入滅」と呼び、
涅槃に入るとも言います。
二月十五日は、
遠い昔、インドのお釈迦様が涅槃に入った日と言われております。
各寺院では、「涅槃会(ねはんえ)」が行なわれます。
平安鎌倉期の僧西行法師はその晩年
「願わくは花の下にて春死なむ、その如月の望月のころ」と詠みました。
如月は二月、望月(まんげつ)、
釈迦入滅の頃、花の下にて死を迎えたいと、
仏心に触れ歌を詠む西行の心。
世は十四日バレンタインデーのチョコで賑わうのですが、
釈尊入滅の二月十五日、
涅槃寂静の心に触れる日ということも覚えておきたいものです。(中)
涅槃と書いて、ネハンと読みます。
「涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)」などとも言います。
これは煩悩の火が消えた状態、
そして安らかな悟りの境地です。
一般的には、この世の苦から解放され、
あらゆるさまたげから離れる死、
この息を引き取ることを「入滅」と呼び、
涅槃に入るとも言います。
二月十五日は、
遠い昔、インドのお釈迦様が涅槃に入った日と言われております。
各寺院では、「涅槃会(ねはんえ)」が行なわれます。
平安鎌倉期の僧西行法師はその晩年
「願わくは花の下にて春死なむ、その如月の望月のころ」と詠みました。
如月は二月、望月(まんげつ)、
釈迦入滅の頃、花の下にて死を迎えたいと、
仏心に触れ歌を詠む西行の心。
世は十四日バレンタインデーのチョコで賑わうのですが、
釈尊入滅の二月十五日、
涅槃寂静の心に触れる日ということも覚えておきたいものです。(中)
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