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2011-03-07

本堂・お仏壇のお話 その② 私にとって

浄土真宗の本尊について前回は「どうして阿弥陀さま」なのかと疑問をなげかけました。

情報社会は便利になってインターネットのウィキペディアなどで調べれば、浄土真宗のことや阿弥陀さまのことなど、いろいろな説明がかかれてます。
それらを踏まえて正しい説明ではありませんが、阿弥陀とはつぎのようなことです。

 阿弥陀とは、サンスクリット語の音写で、
 無量壽(はかりしれないいのち)、無量光(はかりしれないひかり)という意味。
 このはかりしれないいのちとひかりの仏さまに「南無」する。
 南無というのは、「帰命」。帰依し、手を合わせること。

 混沌とした娑婆世界、気ぜわしく煩悩がうごめく私が、
 阿弥陀さまの前に座り、静かに手を合わせ、「ナムアミダブツ」と、
 自分の思いを超えた大いなるいのちとひかりに手を合わせる。


ただ・・
わかったようでわからない。
阿弥陀さまについて、
インターネットや辞書から多くの情報や知識を仕入れても、
そこに深くうなずき、あ~そうなんだぁと心から実感することは少ないかもしれません。
浄土真宗の宗祖親鸞がこう言っている、偉いお坊さんがこう説明し、お経にはこう書いてあるとあっても、
だからどうなのかと、自分自身が生きること・自分自身の生活に響いてこない。

こんなとき・・
是非みなさんにつけてもらいたい言葉があります。
「私にとって○○とは」です。
私にとって仏さまとは/私にとって阿弥陀さまとは/私にとってご先祖さまとは/
といった具合にです。

この「私にとって」ということが抜け落ちると、他人事となってしまいます。
辞書での説明を聞いて終り、自分自身の内に深まっていうことはありません。

次回は、私中村にとって阿弥陀さまとは?ということをお伝えしたいと思います。
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