2011-01-10
修正会のお知らせ
平成23年度 遠照寺 修正会を明日11日13時から開きます。
以下 案内からの抜粋です。
平成二十三年は、皆様にとってどのような年となるでしょう。浄土真宗では宗祖親鸞聖人が入滅して七百五十年。本山はじめ全国の末寺で御遠忌の法要が厳修されます。遠照寺では、人口百二十二万を抱えるさいたま市にて、如何に宗教法人としての役割を担っていくのかテーマを感じる次第です。
現代社会は、仏教離れ・仏事離れが加速しております。その流れは、先祖(墓)参りを疎遠にし、病院から火葬場に直行する直葬が流行り、行き場を失った御遺骨があふれ、手を合わせることのない時代を作り出しています。また、無縁社会・少子高齢社会は、人とひとのつながり・絆を絶ち、現代人は孤独と不安に混迷しております。即物的なお金など目に見えるもののみ信じ、私だけよければよい、今よければいいと、現世利益にあくせくする日本人。周囲のひとの痛み、時代に取り残される弱者の存在を見て見ぬふりをする世の中。
私たちのこころの安寧は一体どこにあるといえるのでしょうか。
このたび、一月十一日、遠照寺にて、修正会を執り行います。一般に「修正(しゅうせい)」という時、間違いを正すことに使われます。仏教語としての「修正(しゅしょう)」も類似した意味です。ただ一年の初めに、良い年でありますようにと祈願・祈祷する宗派もありますが、浄土真宗ではこのような願掛けは一切行ないません。
浄土真宗では昨年を振り返り反省し、新たに今年一年の気持ちを引き締める意味合いがあり、自らの足元をよく見て確かめ己の行ないを正し修めるという意義があります。正月というのも、正しい月ではなく、正す月ということです。よって修正会とは、こころ安寧に手を合わせ仏の対峙することで、自らを見つめ直す法要であります。
どうぞお気軽に遠照寺修正会へ御参詣ください。
中村
以下 案内からの抜粋です。
平成二十三年は、皆様にとってどのような年となるでしょう。浄土真宗では宗祖親鸞聖人が入滅して七百五十年。本山はじめ全国の末寺で御遠忌の法要が厳修されます。遠照寺では、人口百二十二万を抱えるさいたま市にて、如何に宗教法人としての役割を担っていくのかテーマを感じる次第です。
現代社会は、仏教離れ・仏事離れが加速しております。その流れは、先祖(墓)参りを疎遠にし、病院から火葬場に直行する直葬が流行り、行き場を失った御遺骨があふれ、手を合わせることのない時代を作り出しています。また、無縁社会・少子高齢社会は、人とひとのつながり・絆を絶ち、現代人は孤独と不安に混迷しております。即物的なお金など目に見えるもののみ信じ、私だけよければよい、今よければいいと、現世利益にあくせくする日本人。周囲のひとの痛み、時代に取り残される弱者の存在を見て見ぬふりをする世の中。
私たちのこころの安寧は一体どこにあるといえるのでしょうか。
このたび、一月十一日、遠照寺にて、修正会を執り行います。一般に「修正(しゅうせい)」という時、間違いを正すことに使われます。仏教語としての「修正(しゅしょう)」も類似した意味です。ただ一年の初めに、良い年でありますようにと祈願・祈祷する宗派もありますが、浄土真宗ではこのような願掛けは一切行ないません。
浄土真宗では昨年を振り返り反省し、新たに今年一年の気持ちを引き締める意味合いがあり、自らの足元をよく見て確かめ己の行ないを正し修めるという意義があります。正月というのも、正しい月ではなく、正す月ということです。よって修正会とは、こころ安寧に手を合わせ仏の対峙することで、自らを見つめ直す法要であります。
どうぞお気軽に遠照寺修正会へ御参詣ください。
中村
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