2010-11-25
2010-11-14
親鸞聖人御影 絵像 遠照寺本堂 熊皮 安城 鏡
浄土真宗の宗祖は親鸞聖人です。
(遠照寺本堂の親鸞像)
鎌倉時代のお坊さんです。
弘長2年(1262年)90歳で入滅されてます。
親鸞聖人像としてよく知られるものが3点あります。
熊皮の御影 安城の御影 鏡の御影です。
熊皮の御影
首に帽子(モウス)をまいてます。熊皮の上に座ってるため熊皮の御影と呼ばれます。
室町時代の禅僧である一休さんも親鸞について一句詠んでいます。
えりまきの あったかそうな 黒坊主 こいつ(親鸞)の法(教え)は天下一なり 一休
安城の御影
三河国の安城に伝わったので安城の御影といわれております。
黒衣の下に、朱の着物を着てます。草鞋や杖、火鉢などがみてとれます。
鏡の御影
鏡にうつしたかの如く親鸞聖人に似ていると伝えられてるため鏡の御影とよばれてます。こちらも国宝です。
いずれの御影もお姿厳しく、眉毛は逆立ち、鋭い眼光、口元はキリッと引き締まっており、
柔和で菩薩のような僧の絵像が多くみられる中、親鸞聖人は厳つい感じがします。
熊皮の御影に至っては、不精ひげをはやし、髪もちょろっと生えてます。
大衆・群萌のただ中、生きた仏教をつたえる・・・この一点に
90年の生涯を捧げた僧侶の雰囲気をひしひしと感じる次第です。

鎌倉時代のお坊さんです。
弘長2年(1262年)90歳で入滅されてます。
親鸞聖人像としてよく知られるものが3点あります。
熊皮の御影 安城の御影 鏡の御影です。

首に帽子(モウス)をまいてます。熊皮の上に座ってるため熊皮の御影と呼ばれます。
室町時代の禅僧である一休さんも親鸞について一句詠んでいます。
えりまきの あったかそうな 黒坊主 こいつ(親鸞)の法(教え)は天下一なり 一休

三河国の安城に伝わったので安城の御影といわれております。
黒衣の下に、朱の着物を着てます。草鞋や杖、火鉢などがみてとれます。

鏡にうつしたかの如く親鸞聖人に似ていると伝えられてるため鏡の御影とよばれてます。こちらも国宝です。
いずれの御影もお姿厳しく、眉毛は逆立ち、鋭い眼光、口元はキリッと引き締まっており、
柔和で菩薩のような僧の絵像が多くみられる中、親鸞聖人は厳つい感じがします。
熊皮の御影に至っては、不精ひげをはやし、髪もちょろっと生えてます。
大衆・群萌のただ中、生きた仏教をつたえる・・・この一点に
90年の生涯を捧げた僧侶の雰囲気をひしひしと感じる次第です。
2010-11-12
仏花 寺のお花 荘厳
お寺のお花たちです。
仏教には花がつきものです。
花を華とすることもあります。
(華瓶に坊守が生けた花)
花は仏の慈悲の象徴として、また大いなるいのち(無量寿)を表していると聞きます。
(本堂の仏花1対)
たとえば、阿弥陀様にしろ大仏様にしろお釈迦様にしろ、
仏像のほとんどが、花の上に立っていたり座っていたりします。
蓮華の台座です。卑湿の汚泥に花開く蓮華ですね。

(玄関の百合) (待合室の花)
煩悩にまみれ強欲に生きる人間社会、濁世間の真っただ中に、
仏様は、時に優しく、時に悲しみ、時に厳しく、見守っておられるのでしょう。
(本堂の様子)
大無量寿経というお経の上巻末には、
「華光出仏」として、花と光から仏が出づることが説かれてます。
(学仏大悲心とお花)
上記の写真は遠照寺のお花です。すべて生花を使わせていただいてます。
本堂の阿弥陀様の前、玄関、待合室などに荘厳させていただいてます。
仏教には花がつきものです。
花を華とすることもあります。

花は仏の慈悲の象徴として、また大いなるいのち(無量寿)を表していると聞きます。

たとえば、阿弥陀様にしろ大仏様にしろお釈迦様にしろ、
仏像のほとんどが、花の上に立っていたり座っていたりします。
蓮華の台座です。卑湿の汚泥に花開く蓮華ですね。


(玄関の百合) (待合室の花)
煩悩にまみれ強欲に生きる人間社会、濁世間の真っただ中に、
仏様は、時に優しく、時に悲しみ、時に厳しく、見守っておられるのでしょう。

大無量寿経というお経の上巻末には、
「華光出仏」として、花と光から仏が出づることが説かれてます。

上記の写真は遠照寺のお花です。すべて生花を使わせていただいてます。
本堂の阿弥陀様の前、玄関、待合室などに荘厳させていただいてます。