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2011-04-08

花まつり 4月8日 今日はお釈迦様の誕生日

今日はお釈迦様の誕生日とされております。
灌仏会(かんぶつえ)や降誕会(ごうたんえ)などといいます。
はなまつりと言った方が、よく知られているかもしれません。

子供のころ、私は、仏教系の幼稚園に通ってました。
その時、先生がお釈迦様の絵本を読んでくれ、
お釈迦様は、お母さん(マーヤ夫人)の右わきから生まれたと聞いて、
子供ながらに衝撃を受けた記憶があります。

お釈迦様が誕生した時、
七歩歩いて天地指す
「天上天下 唯我独尊」
とおっしゃったと伝えられてます。

皆さんの中にも、この4月8日、花まつりとして、
甘茶を花御堂のお釈迦様にかけた記憶はないでしょうか?

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テーマ : 癒し・ヒーリング
ジャンル : 心と身体

2011-04-01

本堂・お仏壇のお話 その③ ご縁を教えてくれる仏さま

浄土真宗の御本尊のお話です。

①では
浄土真宗のお寺の本堂や各家庭のお仏壇の真ん中に
どうして阿弥陀如来を安置するのかと問いかけました。

②では
阿弥陀さまや仏さまを考えるとき、
「私にとって」という言葉をつけて考えるようにしましょうと提案しました。

そして今回の③では、わたくし中村にとって「阿弥陀」とは何かをお伝えしたいと思います。


私は身を正し呼吸を整え手阿弥陀さまの前に着座し、手を合わせお念仏を称えるとき、つぎのことを全身で感じます。

あの時一緒にお経読んだおばあさん、あのお墓の前で一緒に念佛した家族、満堂の本堂で一堂に合掌する光景、
死んだ祖父のお経の声、父と本山晨朝勤行に通ったこと・・・
時に、仏事とは関係のない学生時代の友達から、昔のバイト先の人たち、留学先でのルームメートから入院した時の部屋仲間まで・・・
自分が出会った人を振り返れば、きりが有りませんね。

つまりわたしは、阿弥陀さまの前で合掌する時、これまでの人生で出会ってきた人たちと共に手を合わせた場面なり顔が思い出すのです。ご縁を感じてやまないのです。

どうして自分勝手なわがままで、目先のことばかり考えて、楽が大好きな私のような人間が、
こうしたご縁を感じるのでしょうね。とても不思議です。


  同一に念仏して別の道なきがゆえに。遠く通ずるに、それ四海の内みな兄弟とするなり(曇鸞)

曇鸞(どんらん)というお坊さんの言葉ですが、念佛申すところで、同じ道を歩むことの有難さ、遠く通じる人と人のつながりに、私は頭が下がります。

ですから、私にとって阿弥陀さまとは、私にとって仏さまとは、私にとって本尊とは、
数限りない人との出会い、はかりしれないご縁、自分の身体に息づく人のつながりを、
感じさせて下さる存在であります。
ご縁を教えてくれ、ご縁を私に知らしめる仏さまが、私にとっての阿弥陀であります。


続きは、また書きます。

テーマ : 文明・文化&思想
ジャンル : 学問・文化・芸術

2011-03-07

本堂・お仏壇のお話 その② 私にとって

浄土真宗の本尊について前回は「どうして阿弥陀さま」なのかと疑問をなげかけました。

情報社会は便利になってインターネットのウィキペディアなどで調べれば、浄土真宗のことや阿弥陀さまのことなど、いろいろな説明がかかれてます。
それらを踏まえて正しい説明ではありませんが、阿弥陀とはつぎのようなことです。

 阿弥陀とは、サンスクリット語の音写で、
 無量壽(はかりしれないいのち)、無量光(はかりしれないひかり)という意味。
 このはかりしれないいのちとひかりの仏さまに「南無」する。
 南無というのは、「帰命」。帰依し、手を合わせること。

 混沌とした娑婆世界、気ぜわしく煩悩がうごめく私が、
 阿弥陀さまの前に座り、静かに手を合わせ、「ナムアミダブツ」と、
 自分の思いを超えた大いなるいのちとひかりに手を合わせる。


ただ・・
わかったようでわからない。
阿弥陀さまについて、
インターネットや辞書から多くの情報や知識を仕入れても、
そこに深くうなずき、あ~そうなんだぁと心から実感することは少ないかもしれません。
浄土真宗の宗祖親鸞がこう言っている、偉いお坊さんがこう説明し、お経にはこう書いてあるとあっても、
だからどうなのかと、自分自身が生きること・自分自身の生活に響いてこない。

こんなとき・・
是非みなさんにつけてもらいたい言葉があります。
「私にとって○○とは」です。
私にとって仏さまとは/私にとって阿弥陀さまとは/私にとってご先祖さまとは/
といった具合にです。

この「私にとって」ということが抜け落ちると、他人事となってしまいます。
辞書での説明を聞いて終り、自分自身の内に深まっていうことはありません。

次回は、私中村にとって阿弥陀さまとは?ということをお伝えしたいと思います。

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